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テニスを始めたきっかけは? |
| 鈴木プロ: |
きっかけは、たまたますぐ近くにアケボノテニスクラブというテニスクラブがあったんで、
まぁそこがあったからこそなんですけど。水泳をやっていたのですが、面白くないと
思いはじめて、もうやめたいってことになったんですよ。そしたらちょうど帰りのバスを降りて母親といつも帰ってる道の途中にテニスクラブがあったんで、たまたまテニスをやりたいってことになって、それがもうきっかけですね。別に親は全然やらないし、親戚も一切テニスのテの字も知らないし。 |
| 浅越プロ: |
え〜?!たまたま?!それじゃ、そこ通りかかって“面白そう”みたいな感じでやろうと思ったの? |
| 鈴木プロ: |
そうですね。それまで何回もテニスクラブの前を通ってるのに水泳をやってるってことで、まったく興味がなかったものが水泳を辞める事になって、あーテニス面白そう!じゃあ、やらしてって感じで。 |
| スタッフ: |
浅越さんは? |
| 浅越プロ: |
私は小学4年生の終わりに軟式初めたんですけど、軟式はダブルスしかなくて「ダブルスしかないよ」ってお父さんにはずっと言われてたんです。
で、中学にあがる時にそのまま普通にあがる予定だったんですけど、でもやっぱパートナーに左右されるじゃないですか、ダブルスしかなかったら。それで硬式にはシングルスがあるよって言われて、「硬式やりたい?」って言われたから、『うん!』って言ったらもう勝手に寮とか探し始められて。もう私の意思とはまったく違う道に強引に親にすすめられたと言うか。そんな感じですね。 |
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テニスがうまくなり始めたのは?それはどういうきっかけで・・・?? |
| 鈴木プロ: |
んー、まぁ小学校一年生でボク始めたんで、そのあと2年生3年生あたりぐらいからちょっと試合出始めて勝てるようになってきて、で実際全国大会に小学校3年生の時に初めて出たんですよ。
それぐらいからですね。「あー、勝てるようになってきた。面白いな〜っ」てなってきて。まぁそのころやれば上手くなるから、ある意味練習量が多いですよね。ラケット担いで何回もコート行って学校行ってまた帰ってきて担いで行ってっていう、何せコートが家からすぐ歩いて一分ってとこだったから。もう本当に日曜日なんて朝から晩までいたし、親が迎えにくるまではずーっとやっててって感じだったんで。その頃でしょうね。3年生前後かなたぶん。 |
| スタッフ: |
浅越さんは? |
| 浅越プロ: |
私は中学1年生から硬式テニス初めて、園田学園っていう名門校の中に一応とびこんだわけなので、最初はホントに下っ端で。
ここは中学高校大学ってみんな一緒に練習をするので、言わばここで一番になったら自然と全国でも一番みたいなそういう状況の中で一応育ったんです。でも、私は全国大会とかあんまり出たことがなくて、だから自分のレベルがどのくらいなのかってのがあんまりわかんなくって。
だいたい園田の中でのレベルっていうのはわかるけど、『外ではどれくらいなんやろう?』みたいな感じだったんですよ。
中学3年生の時はくらいでは一応県では一番になったけど全国行ったら一回戦負けとかそういう感じで。
ホントに自分が上手くなるって言うのが全然わからなくって。
気がついたら高校3年生の時にインターハイ優勝して、
「えっ?私ってこんなに実力が勝手に伴ってたん?!」みたいなそういう感じで。
自分がいつ上手くなったのかとかってあんまりわかってないですね。
戦績で言ったらインターハイ優勝したって言うのが全国で最初に優勝した大会だったんでそれくらいですかね。
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プロになろうと思ったきっかけは? |
| 鈴木プロ: |
まぁ・・・何かのきっかけでなろうと思ったわけじゃなくて、ボクの場合はもし可能であれば高校に行く前にプロになりたかったんですよ。
そりゃやっぱ“勉強したくない”ってのもあったし、テニスが好きだからテニスをずっとやるには“プロになるっ”ていうのが一番手っ取り早いだろうということで。でもそれは流石に中学卒業してすぐにスポンサーとかそんなにつくもんじゃないし、まぁ男の子ってのもあるだろうからやっぱり学歴じゃないですけど最低限高校はって言うのが両親の勧めもあって。『じゃぁわかった。高校は行くけどもプロには高校卒業したらなるから』っていうので準備段階として高校に行ってましたね。
だからもう、きっかけっていうのは特別ないですね。もう自分でプロになるのがある意味、当然じゃないけど、自分がテニスをやるためだったらプロしかないって感じだったから。誰かに勧められたわけでもないし、別に何かを見てやろうと思ったわけじゃないし。ある意味自分の中ではなるのが当然でしょって。強いからなるとかじゃなくて、テニスをしたかったらプロになるのが一番いいと思ってました。
だって朝から晩までやってても仕事だから別に文句言われるわけでもないし(笑) |
| スタッフ: |
じゃあ浅越さんは? |
| 浅越プロ: |
なんでしたっけ? |
| 鈴木プロ: |
きっかけ(笑) |
| 浅越プロ: |
きっかけは、そうですね、プロになりたいと思ったのは高校3年生でインターハイ優勝して、 昔から漠然とプロになりたいなっていう願望あったんですけど現実は全然そん なんじゃなくて。
その当時はインターハイ優勝したらプロになるみたいなのが、普通のコースだったんですよ。だからホントはプロに行きたかったんです。
でも大学に2年間いかないといけなくなったのは、 テニスの勉強がほとんど出来てない、園田学園でテニスばかりして育ったから全然周りが見えてなくて 「昔どういう選手がいて、どういう風に試合をまわって、どういう風にしてこのツアーを周ればいいのか」 とかそういうことを一切知らなくて。
だからそういうことをまず勉強して テニスに対してもうちょっと勉強して、基礎知識やテニスの技術をもうちょっと磨いてからでも 遅くないよって言われたんですよ。
ホントは自分としては高校卒業してから行きたかったんですけど、 そういった説得を受けて2年大学に行って勉強して3年生の年に学生プロになりツアーをまわりだして4年生で大学を辞めてプロ一筋に転向したという感じです。 |
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試合前はどんな気持ですか? |
| 鈴木プロ: |
まぁでも結構その年暦によって違うかなって。試合のおかれる立場によっても、デ杯とフェドと普通の大会はモチベーションも違いますし。グランドスラムと普通の大会が同じモチベーションかって言われると、それはたぶん違うと思うんで。
やっぱりそういうのはあると思うんですけど、でも最近、ボクの中では自分のテニスをきちっとコートで表現をするということが、一番自分が納得できるプレーだし、それを見にお客さんはお金を払ってくれると思っているから、自分としてはとにかく最高のパフォーマンスをする。で、もちろんそれで勝てれば一番いいという感じですね。 |
| 浅越プロ: |
私は…そうですね。試合に臨む時どんな気持ちかっていうの?
うーん…私はアジリティー入れてどんどん動いて、どっちかって言うと技術があるプレーヤーじゃなくてガンガン押していくしか能がないというか(笑)そういうプレーヤーだったんで、自分の闘争心みたいなのがちょっとでもなくなって受身になってしまうと全然自分のプレーが出来なくなるんで、“闘争心を持ってプレーする”って事は常に言われてたし自分でもやらなきゃいけないなって思ってました。
最初に闘争心だけ持ってやろうって、もう絶対負けない!って気持ちだけもってやろうって思ってても、なんかふと途中でぷちっときれたりするので、そのへんがまだまだ…そこでまたすぐ挽回されてまたいっきに下に落ちていっちゃうんです。
私の闘争心がちょっとでも止まると、いくら調子がよくてもダメなので、勿論相手の弱点はこうで、ここを攻めて〜、自分のいいとこはここやから、ここを出来るだけやっていくと考えるのは勿論大前提なんですけど、気持ちとしては絶対相手に負けたくないってことだけを考えて試合に入ってました。 |
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普段どのような練習・トレーニングをされていますか? |
| 鈴木プロ: |
うーん…常にやってるっていうのはまぁ、ボクの場合はもちろん激しい練習や厳しいトレーニングする時もありますけど、僕の中ではその所謂、なんて言うのかな…感覚・感触をすごい大事にしたいし、ボクは基本的にパワープレーヤーじゃないし、ナダルや、ああいう選手みたいに体力を前提としたっていうよりも、どちらかっていうとボクの中では切れ味で勝負したいから、やっぱりそのボレーの切れだとかサーブの切れだとか体の切れっていうものを自分の中で凄く重点に置いてるんですね。それがメインで他のショットや体力や色んなトレーニングってのがくっついてくると思うんで、自分の中ではとにかくウォームアップをやってる時とか、ホントにその基礎的な運動の中で自分を確認する。自分の動きですとか、「あ、今日はこういう感触なんだ」「あ、今日はこういうショットがいいな」体の調子にしても「あ、今日はちょっとここが張ってるな」とか「あ、今日はこういう練習の方がいいかな」とかその時々で考えるというか。その時の最初のウォームアップで調子をみて“今日はこういうメニューをやろう”とか、“今週はこういうのにしよう”とかってことが最近結構多いですね、ここ数年は。あまり最初から何週間も前からこの時はこういうのをするって決めてやるんじゃなく、今週は体がこんな感じだなって思ったら上手くアレンジして変えたりとか、トレーニングなんかもその時々で必要に応じて変えるというか、それに合わせてやることが結構多いですね。 |
| 浅越プロ: |
私は成績がでなかった頃は、とにかく体力がなくて1・2セットよくても3セット目で体力切れで負けてしまうってことがほとんどでした。
体力をつけたら技術はほとんどみんなと変わらないと思っていたのでとりあえず体力面だけ強化しようという事で、とにかく走ることが多かったですね。
短距離長距離ランニングとか短いダッシュからロングダッシュまで。
そういう体力作りっていうのを昔は結構冬場にまとめて走ったりっていうのがあったんですけど、成績が良くなってくる頃にはかなり走りこんでいました。
勿論練習も毎日やるし他のトレーニングも毎日やるけど一番自分がきつかったのは走ることですね、嫌いだっただけに。 自分をいじめるのが好きな人とかって…そんな人はおらんか(笑) |
| 鈴木プロ: |
まぁ何もしないで勝てるんであれば、それに越したことはないけど、中々そうはいかないですからね(笑) |
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国内・海外のツアーを周って楽しい事・苦労される点は? |
| 鈴木プロ: |
苦労は男女特に一緒だと思うんですけど、たぶん最初の頃はきついと思うんですよ。
例えばジュニアでトップでもプロになったら誰も知らないし、世界に行けば「誰?鈴木? そんなん知らないよ。日本で一番なんて知ったこっちゃないよ」って感じで(笑)
ランキングみても何百番とかで。単なる一選手の中で勝っていく、また試合やる場所も電車でバス乗り継いでとか、タクシーがあっても町に数台かしかないとか、 そんな場所でやっていかなきゃいけないのは凄い辛いことだと思いますけど、でも結局どん どんランキング上がったり色んな成績出せば、色んな町に行けるし、色んな食事や色んな人間にも出会える。ある意味すごいなと思うのが、TVでみたら戦争やっている国の選手が普通にいたりす るんですよ!普通に。戦争や自然災害でとてつもない打撃を受けていたり、そういった国に住んでいる 選手が同じ大会でまわってたりして、色んな国の情報とかもあって、そんなことはやっぱり普通は経験できないですからね。TVで見たり雑誌で見たりするだけじゃなくて、その場に行ける、またそこの人たちと触れ合えるってのは凄い財産ですよね。
僕は食べることが好きなんで色んなとこでその土地の物ですとか、色んな国の家庭料理とかそういうとこに出会えるのが結構好きですね。飛行機も嫌いじゃないから色んな飛行機乗ったり知らない町に行ったりっていうのは楽しいですね。 |
| 浅越プロ: |
私は楽しいことは日本で試合をすることと(笑)
試合で勝つことが楽しかった。それぐらいかな…楽しいって言ってもあんまり楽しいことはないですよ。
日々の生活で笑いはあるけど、そんないうほど印象に残ってる面白さっていうのはないけど、徐々に勝っていってみんなからワァー!って観客が総立ちになったりしたら「今すごい楽しい!」ってそういうのはあるけど。 |
| 鈴木プロ: |
一瞬だもんね |
| 浅越プロ: |
一瞬やからね。で次の試合で負けたらどん底とか(笑)
すごい気持ちの変動が激しい、私は自分で激しいと思ってるんですけど 。ま楽しいぶん辛いこともいっぱいあるっていうね。『あー、うれしい!』って思っても、最後まで優勝したら話は別ですけど、私ダブルスはツアー優勝経験あるけどシングルスは一回もないんで、だから勝っても次負けるみたいな感じやから、嬉しい!ガックリ、嬉しい!ガックリの繰り返しで。 |
| 鈴木プロ: |
優勝しても次の日負けることがあり得るんですよ(笑) |
| 浅越プロ: |
そんなんがあるから、楽しいことはやっぱり試合で勝ったことが楽しいかな。
辛いことは…なんやろ、もーいっぱいありすぎて忘れてしまったけど、タクシーが来ないって事かな・・・
こっちは全身痙攣してんのに『最後の選手を待つから待て』と言われたら『えー?!こっちは全身痙攣やねんけど!』とかね。 そんなんが続いたら悲しくなってくるけどね、なんでや!みたいな(笑)ホンマに理不尽なことが多かったりするんですけど、そんなのはホントに小さなことで、今から考えたら大したことじゃないんですけど。でもやっ ぱ試合で勝ったり負けたりするから気分の変動が激しかったですね。私、13回連続で1回戦負けだった時期があって半年くらいずーっと負けてたからそれが一番辛かったかなー、、、 |
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